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暮らしに役立つおばあちゃんの知恵袋

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〒879-1505大分県速見郡日出町
川崎1612番地1


                                   
―目 次―
作品集T
作品集U

むくらいの土器とは

土の中から、
様々な命が生まれてきました。
草、虫、動物、そして人も―。
これは世界各地で、
いまも語り継がれている神話です。
土に命の源を見出してきた、
いにしえの土の民の記憶と知恵を求めて、
土器づくりに励んでいます。

むくらいとは、
豊後の国独自の神代文字で書かれた、
古事記よりも古い神話の中に現れる、
癒しの神の名前。
土は生命を産んで生育を施し、
病めば癒し、尽きた命が還るふるさと。
むくらいは私の中では、
土と命の神様となって、
私に土器づくりを促してくれます。

□ □ □ □ □ □ □ □ □

ひとは土から生まれて
土へとかえる
死によって 土へとかえる
ひとは奢ることなく
土とともに
つつましく生きるがよい
        〔土の民の言葉〕

作品集T

土と火の中から生まれた生命たち。

  光芒

  白月

  海花

  土母

  静陸

  仙后 

  遠灯


  羅馬


  楼蘭


 嘆きの壺


 子宝の壺


 和尚


 蒸気船


 波斯


 アフリカの母


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■土器づくりの女たち■

土器や土っぽい焼き締めの器がとても好きです。
それらの持つおおらかな力強さに惹かれるのでしょう。

土器は博物館でお目にかかるもの、
遥か昔のものだとずっと思っていました。
ところが、プエブロインディアンや東南アジア、
アフリカの女たちは、生活に使う土器を、
今でも自らの手で作っているそうなのです。

米びつ、水甕、土鍋・・・
太古から土器づくりは、
台所を預かる母たちの領分だったようです。

アフリカの母たちは、
乳飲み子に乳房を含ませながら土器を作り、
プエブロの女たちは、キッチンで土をこね、
粘土の精霊と大声で語らいながら土器を作ります。
そして母なる大地に祈りを捧げるのです。

日常と聖なる時間が溶け合った世界。
土器にはそういう世界を生きている
母たちのおおらかさ、あたたかさ、
力強さが秘められているのでしょう。

今日も私は、土器づくりの女たちのように、
粘土に向かいたいと思うのです。

   
 
   
 

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