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暮らしに役立つおばあちゃんの知恵袋

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 キッチンの油汚れ対策

コンロまわりの写真
五徳やコンロなどの油よごれは、放っておくと後が大変。こびりついてなかなか取れません。汚れたかなと思ったら、即対処しましょう。

−目次−
油汚れをビールが分解
固まった油汚れはライターで
換気扇の油汚れは小麦粉で
みかんの皮の煮汁
除光液でとる
油汚れは片栗粉を使う
麦茶パックで
油や魚の臭いは茶殻を使う
魚の油を米のとぎ汁が落とす
10ぬるま湯につけ置きしてから洗う

■コンロやグリル
1油汚れをビールが分解
缶ビールのイラスト

飲み残したビールがあれば、コンロまわりのお掃除に使いましょう。アルコールには、油汚れを分解する働きがあります。ビールを布にとって、油で汚れた五徳やコンロをゴシゴシ。気になる汚れがスッキリ落ちますよ。発泡酒でもOKです。


2固まった油汚れはライターで
ライターの写真

五徳や受け皿などについた油汚れがすっかり固まってしまって、頑固でしつこい汚れになってしまったら、拭いたりこすったりしても、なかなか落ちないものです。こういう時はライターの火で直接温めてみましょう。油が溶けていきますよ。その後はスポンジなどでこすり落とせば拭きとれます。


3換気扇の油汚れは小麦粉で
汚れた換気扇の写真
きれいになった換気扇の写真

換気扇の羽が油まみれになって、ベッタリ汚れてしまったら、最初から洗剤を使っても落ちません。こういう場合は換気扇の羽を外したら、新聞紙の上にのせて、油で汚れた羽全体に小麦粉をふりかけます。30分ほどすると油が小麦粉に吸い取られてきます。あとはお湯を絞った雑巾でしっかり拭き取ればピカピカに。
また別の方法として、油を使う方法も。換気扇を外したら油汚れの部分に、サラダ油などを数滴たらして、布で拭き取るとよく落ちます。油は使用済みのサラダ油、天ぷら油でOKです。


4みかんの皮の煮汁
みかんの皮の写真
時間がたって落ちにくい油汚れは、みかんなどの柑橘類の皮を煮た汁で落としましょう。みかんなど5個分の皮に対して、水1リットルを鍋に入れて火にかけます。沸騰したら弱火でさらに5分煮て下さい。煮汁を布巾にたっぷりしみこませたら、汚れをこすって落とします。残った油汚れには、霧吹きで吹きかけておき、15分放置します。すると落ちにくい汚れがスッキリ落とせますよ。


5除光液でとる
除光液は油汚れに有効です。残った除光液があれば、布にとって、汚れをふき取りましょう。ただし除光液は刺激臭が出ます。必ず換気扇を回して行って下さい。また手が荒れる恐れがあるのでゴム手袋をお忘れなく。
除光液の写真


6油汚れは片栗粉を使う
グリルでの調理が終わったら、大さじ4の片栗粉をカップ1の水でといたものを受け皿に流し込んで、余熱で固めましょう。1時間あまり放置してから片栗粉をはがせば、受け皿の油汚れもいっしょにはがれてしまいます。コツは片栗粉が十分乾いてからはがすこと。不十分のうちに行えば失敗します。
片栗粉の写真


7麦茶パックで
焼き魚料理あとのグリルは、使用済みの麦茶パックで洗いましょう。麦茶パックに水をしみこませたら、こすり洗いを行います。油や焦げ付きがラクラク落ちますよ
。魚のにおいがたわしやスポンジにつくことがないので、助かりますね。


8魚の臭いは茶殻を使う
魚料理のあとは、グリルの余熱があるうちに受け皿に茶殻を振り入れると、魚の油の生臭さがおさえられます。熱により茶殻が温められて、芳香成分がでるため。


9魚の油を米のとぎ汁が落とす
米のとぎ汁の写真
焼き魚料理の前に、受け皿の中に米のとぎ汁を張っておきましょう。魚を焼く間に受け皿に落ちた魚の油が、普通の水に落ちた時よりもぐっと浮いてくるので、お掃除の手間が省けますよ。洗剤も少量で済むので節約にもなります。


10ぬるま湯につけ置きしてから洗う
コンロやグリルにこびりついた黒い汚れなどは、五徳や受け皿を外したら、ブラシの柄などでよごれをこそげ落としましょう。次にシンクに張ったぬるま湯の中に油汚れ専用の洗剤を溶かして30分つけ置きします。汚れが浮き上がってきたらタワシでこすり洗いして完了です。