油の廃棄は牛乳パックで
揚げ物などで使い終わり酸化してしまった油は、処理に困りますね。そのままシンクから下水に流せば、重大な環境汚染に。油が冷えて固まってしまい、下水管が詰まったり、また水再生センターなどの公共施設での汚水処理に大きな影響を与えます。
また川や海に流れ込んだ場合は、動植物油は微生物による分解がきわめて遅いため、酸化した油が水中酸素に悪影響を与えて、水中生物の棲息に深刻な影響を与えます。また腐敗した油がオイルボールなどに変化して、自然界や河川周域に悪臭を放つことも。
そこで処理が手軽な市販の廃油処理剤を使うことになりますが、費用が発生しますね。そこで市販品を購入しなくても、空いた牛乳パックを使えば、廃油処理剤のが手作りが可能です。
手製の廃油処理剤は簡単です。パックの口をあけたら、新聞紙をまるめて八分目まで押し込みましょう。その中に冷ました廃油を流し込めばOK。あとは口をしっかりガムテープで閉じて、燃えるごみとして出せば処理は終了です。