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発熱に役立つおばあちゃんの知恵袋

TEL. 090-1211-0042

〒879-1505大分県速見郡日出町
川崎1612番地1

熱を冷ますおばあちゃんの知恵

熱が高いよ~!
助けて!おばあちゃん。


つらい発熱で苦しむ女性のイラスト

     −目 次−
(1)38度台の熱には青菜湿布
(2)39度以上には豆腐湿布
(3)急ぐ場合は動脈を冷やす
(4)氷のうを作る


ハイハイ、まかせなさい。

その1「38℃台の熱には青菜湿布」

青菜湿布を教えるおばあちゃんのイラスト

青菜湿布は、発熱時、額にのせた青菜で、熱を下げる昔からの方法です。青菜が水分を蒸発させるとき、いっしょに体の熱も奪うので、それで熱が下がるのです。氷で冷やすよりも、気持ちがいいのですよ。

・青菜湿布のやり方

(1)青菜を額に乗せる
青菜を額にのせます。青菜の代わりにキャベツの葉を、額に広げてもOKです。

   青菜を額に広げたところの写真

(2)青菜をタオルで固定する
タオルや手ぬぐいで、青菜が、頭から落ちないように固定しましょう。これで完了です。青菜が熱でぐったりなったら、新しいものと取り替えます。38℃台までの熱に使ってくださいね。

   青菜をタオルや手ぬぐいで固定した写真



その2「39度以上の熱には豆腐湿布」

豆腐湿布を説明するおばあちゃんのイラスト

39度以上の高い熱には豆腐湿布。これも昔から伝わる、熱さましの方法です。額に乗せた豆腐の水分が、額の熱により蒸発し、気化熱で熱を奪うことで、ひんやり心地よく熱を冷まします。氷や保冷材で冷やすよりも、柔らかな冷たさが特長です。また市販の冷湿布薬は、メントールなどの鎮痛成分が皮膚に吸収されますが、豆腐湿布は、材料に使ったおろしショウガのジンゲロールなどの発汗成分が皮膚に吸収されます。これにより、気化熱で冷やしながら、発汗成分で汗を出すという、風邪治療にはぴったりの熱さましが行えます。

・豆腐湿布のやり方

(1)木綿豆腐にすりおろしショウガ
豆腐1丁の水をしっかり切って、豆腐の1割にあたる量のすりおろしたショウガを加えます。

 水を切った豆腐のイラスト すりおろしたショウガのイラスト


(2)混ぜ合わせたら小麦粉をプラス
これをボウルの中で混ぜ合わせながら豆腐をつぶします。つぶし終えたら、次に全体量に対して2割くらいの量の小麦粉を加えて、湿布をしても豆腐が垂れないくらいの、耳たぶくらいの柔らかさに調節してください。


   豆腐とすりおろしショウガと小麦粉を混ぜ合わせたイラスト

(3)ガーゼに包んだ豆腐を額に乗せる
つぶした豆腐を2センチくらいの厚さにして、ガーゼに包んで額のせます。青菜湿布のように上から手ぬぐいかタオルで固定してください。(写真はガーゼにくるんだ豆腐を、額にのせたところです。)1時間ごとに新しいものと取り換えましょう。

    豆腐湿布をしているところの写真
    



その3「急ぐ場合は動脈を冷やす」


動脈の冷やし方を教えるおばあちゃんのイラスト

最速で熱を下げたい場合は、保冷剤や氷をビニール袋に入れて、それをハンカチなどで包んで、首やわきの下、鼠けい部の動脈を冷やします。ここは熱中症の時に、応急手当で冷やす場所。効き目は強力ですよ。下図は冷やす場所です。

冷やす部分の動脈のイラスト



その4「氷のうをつくる」
 熱が高くてどうしても氷のうで冷やしたいのに、氷のうがない!こういう場合は身近なものを使って、氷のうを作りましょう。

〔1〕消毒用アルコールで作る

  消毒用アルコールの写真

 感染防止用に自宅でも、今では消毒用アルコールを置いているところが多いもの。この消毒用アルコールを使って、シャーベット状の冷却氷のうが作れます。冷却氷のうは市販もされていますが、固形であったり、冷やす場所に応じての形が変化しにくく、不便な面も。消毒用アルコールの手づくり氷のうなら、患部の形に合わせて変化するので、使い勝手が抜群です。
・作り方
 作り方は簡単です。消毒用アルコールと水を1:3の割合で混ぜて、密閉式ポリ袋に入れます。あとは冷凍庫の中で、シャーベット状になるまで冷やしておくだけです。風邪の熱だけではなく、膝や肩など、傷む部分の手当にも。形が変化するので狭い患部にも使用でき、使い勝手がよくて便利ですよ。


〔2〕炊事用ゴム手袋で作る

 ゴム手袋の写真

 炊事用のゴム手袋に氷を詰めて、緊急用の氷のうを作ることもできます。氷が解けても水漏れしないように、手首の部分をしっかり輪ゴムなどで縛っておきましょう。氷のうのように、熱を持った部分に当てればOKです。使い終わったら、裏返しして干して、乾燥させます。