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暮らしに役立つおばあちゃんの知恵袋

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吐き気・胃もたれ

【1】「吐き気」にはショウガのしぼり汁
ショウガには、吐き気など、胃腸の不快感を緩和する働きがあります。腸の働きに大きくかかわっている神経物質に、セロトニンという神経物質があります。私たちが食べた食物が、小腸に届くとき、胃の壁にこのセロトニンが分泌されて、腸が消化活動を始めますが、このセロトニンが過剰な働きを行うと、吐き気や下痢という症状を起こしてしまいます。ショウガの辛み成分のジンゲロールには、このセロトニンの過剰な働きを抑える作用があるのです。また胃潰瘍の発症を抑えたり、強い殺菌力があるため、昔から胃腸の健康にはショウガ汁がよいとされてきたのでした。

  

●「ショウガのしぼり汁」の作り方
1ショウガの皮をむきますが、包丁でできるだけ薄くむくようにすると効果的です。
2ショウガをおろし金ですりおろします。
3キッチンペーパー、またはガーゼの上におろしたショウガをのせます。ショウガを包んで絞ります。キッチンペーパーを使う場合は二重にしてください。


【2】胃もたれにはジャガイモのしぼり汁

昔から「胃もたれには生のジャガイモのしぼり汁がよい」とされてきました。これは昔の人が、ジャガイモが胃の粘膜に働いて、胃液の分泌を促す働きがあることを、体験的に知っていたからです。近代になってジャガイモのその働きのその立役者がわかりました。それはジャガイモに含まれるクロロゲン酸です。胃もたれとは、胃の活動が弱まり、食べたものが胃の中でとどまってしまっている状態ですが、ジャガイモのクロロゲン酸には緩慢になった胃の働きを刺激して、動かす作用があるのです。ただしクロロゲン酸は熱に弱いため、生でとるのがベスト。そこでジャガイモをすりおろして、しぼり汁をのむわけですが、こうした医学的な知識がなくとも、昔の人は生活の中で体験して、それを知っていたのですね。

  

★注意
胃もたれなど、胃の働きが悪い時にはクロロゲン酸は効果的ですが、胃液を出す働きがあるため、胃酸で胃が痛いときは逆効果になります。胃痛、胃潰瘍時には用いないでください。

●ジャガイモのしぼり汁の作り方
1よく洗ったジャガイモの皮をむき、芽も丁寧に取り除きます。
2ジャガイモをすりおろして、二重にしたキッチンペーパー、またはガーゼの上にのせてしぼります。
3時間がたつとしぼり汁は黒く変色しますので、作った都度、使い切ってください。作り置きはできません。
4空腹時に小さじ2杯程度を飲みましょう。

●ジャガイモの代わりにコーヒー
低温でいれたコーヒーには、豊富なクロロゲン酸が含まれています。胃もたれのときには、ジャガイモのしぼり汁代わりに飲むと よいでしょう。