本文へスキップ

暮らしに役立つおばあちゃんの知恵袋

TEL. 090-1211-0042

〒879-1505大分県速見郡日出町
川崎1612番地1

 果物をおいしく食べる

果物をおいしく楽しむには、知恵が必要です。旬の果物であっても、食べごろかどうかを見抜くことができなければ、イマイチの味わいに。またちょっとした工夫をすれば、より甘く食べることもできますよ。

【1】食べごろの見分け方
・いちご

全体に毛が立っていてツヤがあり、赤色が均一なものを選びます。まだらな色のものは避けて、つぶつぶがはっきりしているものを。

・すいか

音で選ぶなら、叩くとポンポンと高い音がするものを。見た目なら黒いシマ模様の部分が濃く、緑の部分と境目がはっきりしているものが甘いスイカです。カットスイカは黒い種が多いものを選びましょう。

・さくらんぼ

粒が大きくて実に張りがあるものを選びます。赤い色が濃くてツヤがあるのが甘い。軸が太くて青々しているものは鮮度が高い証拠です。

・ぶどう

黒い品種と赤い品種のものは、色の濃さがおいしさの基準です。黄緑色の品種は色の鮮やかさで見分けます。また実は粒がしっかりして皮に張りがあり、大きさが不揃いでないものを。表面に白い粉(ブルーム)をふいているものがおいしい。

・柿

色がオレンジ色のものがよい。赤いものほど甘いが、手に持った時に柔らかいと熟しすぎて日持ちがしない場合が。ヘタが緑色で、実に張り付いていて、皮全体に張りがあるものを選ぶ。

・桃

濃い芳香を放っていて、皮が手でスッとむけるくらいのやわらかいもの。表面にある白いつぶつぶ(果点)が美味しい目印です。

・りんご

赤く色つやが良いものは甘みが強い証拠。重量感があり、叩くと澄んだ音がするものがよく、おしりが深くくぼんで形がいびつでないものを選びます。

・みかん

濃いオレンジ色で、横から見て平らな形のものを。丸い形はNGです。またヘタの軸が細い方がおいしいみかんで、ヘタの色が緑色はまだ熟しておらず、黄色の完熟したものを選びましょう。


【2】おいしく食べる知恵
(1)すっぱいみかんはお手玉して

酸っぱいみかんに当たったら、ぽんぽんとお手玉するように投げて小さな衝撃を与えてみましょう。酸っぱさの元クエン酸が崩れるため、甘さが強まります。手で軽く揉んでみても。ただし傷みやすくなるため、食べる直前に行います。

(2)いちごは塩水で洗って

ヘタをつけたまま塩水で手早く洗うことで、甘みが引き立ちます。ただしこの方法は無農薬のいちごがお奨めです。

(3)パイナップルは逆立ちさせる

パイナップルの糖分は下の方にたまります。パイナップルを逆立ちさせて、葉を下にしてひと晩おいておくと、甘みが全体に回るため、おいしさが均一になります。