【1】殻についている卵白でパック
卵の殻に残った卵白は、良質なたんぱく質で、肌の再生作用のある塩化リゾチームをたっぷり含んでいます。また脂汚れを落とし、肌をやさしく保湿します。これは成分のオボアルブミンというたんぱく質の働きによるもの。卵白を指にとって、かさついた部分やくすみに塗れば、素肌がうるうる潤ってたまご肌に。量も少ないので、気になる部分を毎日継続して行えば理想的。乾いたらぬるま湯で洗い流しましょう。お湯で洗うと、卵白が肌の上で固まることも。
【2】卵白を使ってしっとり素肌
より本格的に美顔をめざしたい方には、卵白を使う次の方法が。
(1)卵を割ったら卵白だけを器にあけて、適量を手にとります。
(2)転がすようにして、顔全体を洗ってゆくと、顔の脂汚れが卵白に溶けて、やがてスルッとした肌触りに変わります。
(3)最後はぬるま湯で洗い流しましょう。お湯を使うと、顔についた卵白が固まってしまうのでご注意ください。
洗顔後のしっとり感は、美容液がもう不要なほど。なお美顔法を行う前には、腕の内側の皮膚の薄い部分に卵白を塗って、必ずパッチテストをしてくださいね。