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野菜を長持ちさせる保存方法

TEL. 090-1211-0042

〒879-1505大分県速見郡日出町
川崎1612番地1
【1】新鮮なままで野菜を保存する方法

野菜のイラスト

 売り場でお得だったため、野菜を買いだめしたものの、結局使い切れずに破棄してしまった―。こういう経験って、誰しもあるものですね。野菜は思ったより傷むのが早い食材です。食べきれない野菜は、冷凍保存しておいて、いろいろな料理に使っていきましょう。

・保存の仕方
 ここでは冷凍後、解凍して加熱調理する野菜の冷凍保存方法についてご紹介します。
 野菜の冷凍保存を行う上で注意する点は、野菜の中心温度を90度以上にすることと、加熱後にすぐに冷凍することのこの二点です。こうすることで、野菜を冷却することから生じる大きなダメージを防げます。野菜は本来、冷凍に弱い食材です。生のまま、そのままで冷凍してしまうと、野菜の組織中の水分が氷結してしまい、繊維細胞が壊れてしまいます。その結果、水分が流れ出て、うまみや栄養などを消失し、食感までが全く違うものになってしまいまうのです。しかし野菜を冷凍する前に加熱すると、野菜の組織がぐっと柔らかくなるため、冷凍しても色の鮮やかさが残せる上に、殺菌できて、繊維組織の崩壊を食い止めることができて、生野菜ほどのダメージが起きません。また加熱することで、酵素の活動がとまるため、野菜が時間とともに変質する心配もないのです。
 さて加熱ですが、電子レンジで行います。方法は簡単です。野菜を耐熱の器に入れて、ラップをかけて加熱していきます。野菜の種類によって加熱時間が変わるため、ここは中の様子を観察しながら、湯気でラップが曇ってきたら過熱をオフにするといいでしょう。加熱後はすぐに冷凍庫に。急速冷凍機能があれば使ってください。
 なお上記の方法で冷凍保存に向いているのは、イモ類や豆類、コーン、カボチャ、ホウレン草などです。キノコ類は水分がないのでそのまま直冷凍でも。小松菜やタマネギ、トマトなどもそのまま冷凍が向いています。



【2】白菜の保存の仕方

白菜のイラスト

・まるまま白菜の場合

 木枯らしの季節は、お鍋に漬け物に、白菜が大活ですね。また夏場でも今では売られているところもあり、白菜料理を楽しめるのは、冬場だけではなくなりました。でも夏冬関わらず、白菜をおいしく頂くためには、保存方法が重要です。白菜が売られている状態は、まるままかカットの状態ですが、保存から言えば、白菜はまるままの方が長持ちします。まるまま白菜は、夏場は冷蔵庫の野菜室に新聞紙に包んで保存します。入りきれないときはカットすることになりますが、カットするとその分、寿命が短くなるので注意してください。また冬場なら冷蔵庫に入れなくても、新聞紙に包んで、涼しい場所に立てておいてもOKです。立てると収穫前の自然に近い状態になって長持ちするうえ、白菜自体の重さで葉が傷むのを避けられます。カット白菜も、極力立てて野菜室では保存しましょう。まるまま白菜の保存期間は約4週間です。料理には外側の葉から一枚一枚はがして使います。白菜は切った面から傷む性質があるので、包丁などは入れないでくださいね。

・カット白菜の場合
 カット白菜は切られているので、すでに裁断面から傷んでいます。そのため賞味期限も短く、ラップをして冷蔵庫の野菜室に立てた状態で約一週間です。もちを延ばすために、手ごろな形にカットして、冷凍保存する方法も。ただし冷凍すると、あの白菜独特のシャキシャキ感の歯ごたえは楽しめなくなるので、煮物などの料理に使いましょう。なお白菜は芯があると、葉の栄養を奪いながら生長を続けます。鮮度を保つために、カット白菜も、まるまま白菜も、芯の部分は切り落としますが、やりにくかったり、難しかったりした場合は、芯に切り込みを入れるだけでも大丈夫です。

白菜の芯に切り込みを入れる写真